出典:国土地理院
和暦↔︎西暦↔︎皇紀を相互に変換します。645年以前は元号ではなく在位天皇を基準に表示しています。
和暦とは、日本独自の暦法であり、現在は元号と数詞を組み合わせて年を特定する。その起源は7世紀の大化の改新まで遡り、孝徳天皇が難波の地で初めて制定したとされる。明治時代以前は、災害や瑞祥などの理由で頻繁に改元が行われていたが、現在は一世一元の制に基づき、天皇の即位に合わせて改まる。日常生活や公的な書類において西暦と併用されることが多く、歴史の連続性や日本特有の時間感覚を象徴する文化的な枠組みとして定着している。
西暦とは、イエス・キリストが誕生したとされる年を紀元とする紀年法であり、現代において世界で最も広く用いられている国際的な基準である。イタリアのグレゴリウス13世が制定したグレゴリオ暦がその中心であり、1年を365日とし、4年に一度の閏年を設けることで季節のズレを補正する仕組みを持つ。日本には明治時代に導入され、和暦と併用される形で公的な文書や教育、ビジネスの場において不可欠な存在となった。
皇紀とは、神武天皇が即位した年を元年とする日本独自の紀年法であり、神武天皇即位紀元とも呼ばれる。その起点は西暦紀元前660年に設定されており、明治時代初期に国家の祭祀や暦の基準として定められた。昭和期の日中戦争から太平洋戦争にかけては、国家の団結を象徴する指標として盛んに用いられ、紀元2600年にあたる昭和15年には各地で盛大な式典が挙行された。戦後は公的な場での使用が控えられたが、現在も神道や伝統文化の文脈で参照されることがある。